現地レポート
国内外含めて自分の足で店舗を見るようにしています。今回は、2014年4月19日は、ららテラス武蔵小杉のオープニングをレポートします。店舗経営の少しでもお役に立てば幸いです。さて、MINHAPiのもっちんマイページでもレポートがありますが、より詳細に店舗経営の視点でレポートします。また、東急の東急スクエアと連結されており、コラボではないですが提携して盛り上げようとしています。
オープン初日の活気
当然ながら、オープン初日はオープニングキャンペーンや、安売りで大賑わいをします。13時頃に登録したのですが、ロクシタンと神戸屋パンが最後尾のプラカードがでていました。ロクシタンは限定販売があり、どうも半値で買えるようです。また神戸屋パンは500円以上のお買い物で200円の割引券をお渡ししてためのようです。他のお店もプレゼントはあるのですが、5,000円や10,000円以上のお買い物でオリジナルトートバックプレゼントは魅力ではないようで、行列にはなっていませんでした。また、ほとんどの店舗で期間限定の割引を実施していました。店舗からすれば、オープニングの物珍しさから多くの人が来店されていましたので、ご祝儀の稼ぎにはなったと思います。
実験店舗
出店の目玉というわけではありまんせが、青山商事は「ネクストブルー」1号店、アフタヌーンティーは「カジュアルな感じのティースタンド」、SHIIPSは「SHIPS DAYS」2号店、Topsとキーコーヒーのコラボ1号店「キーズカフェ」と、いままでとは違う形態にチャレンジしている店舗をぶつけてきました。ららテラス武蔵小杉やまわりのマンションの土地は、昔々は工場でした。ですので、住民の多くが武蔵小杉以外の地域からの移住者が多いとなります。また、セブン&アイも大型ショッピングモール「グランツリー武蔵小杉(GRAND TREE MUSASHIKOSUGI)」を建設中ということもあり、これからの実験店舗としての位置づけもあるのかもしれません。
ちょっとだけ厳しいことをいえば
武蔵小杉は凄く電車が乗り合っており、巨大マンションラッシュでもあり人口は増えていきますから、需要はあるはずです。しかしながら、オープニング期間が終わった後、他のショッピングモールと同じことをしていては、それなりに稼ぎはあると思いますが、徐々に廃れていきます。三井の視点でいえば、店舗の入れ替えだけで目新しさをアピールしていてはダメだと思います。ショッピングモールとしての目新しさ・集客施策を積極的に企画~実行すべきです。また、店舗の多くは言い換えれば大型チェーン店の1つですから、企業の制約条件の中でオリジナリティをアピールできかだと思います。そういう意味では、アフタヌーンティーは好例になってくれればと思っています。