【卸企業向け】経営戦略の基本戦略

経営課題

仕入販売(卸)は、インターネットの普及により中抜きが発生し、衰退するといわれています。影響はしているものの、商社含めて衰退した記事はありません。音楽業界は流通が激変しました。卸業界は、これからの技術の発展や、生まれたときからインターネットが普及している人が社会人となり、経済を支えていきます。そうなれば、卸業界への影響も変化していくかもしれません。卸業界の経営戦略を知ることで、対策と更なる成長に役立てば幸いです。

経営課題を解決する方法

ポートフォリオ

卸は自社商品ではないため、仕入先、卸先の戦略に従わなければなりません。つまり、コントロールが利きません。このことから、安定した利益を維持するためには、ポートフォリオマネジメントが必須です。金融投資と一緒です。

独占契約

基本戦略は量の拡大です。独占契約ですから、価格勝負ではなく商品・サービス勝負です。ですから、高収益率ですから積極的に拡大すべきです。独占契約を交わしたということは、それだけの魅力を感じたからです。その魅力を強みとして卸先を増やします。

取引契約(取引先の1社)

基本戦略は、差別化することです。インターネットで売っている場合、アナログのサービスにて差別化をアピールする。また、ターゲットが絞られるのであれば、その人向けの使い方提案をする。つまり、卸先のターゲットに合わせた使い方提案をすることです。

成功させるポイント!

コントロールが利かないリスク回避には、商品・サービスへの関与が有効です。自社で研究・開発・製造と自社だけでは膨大な資金が必要です。提携が有効です。製造は販売力が弱い傾向にあり、卸は営業力に強みがあります。利害は一致します。