【連載】プロジェクトの成功にはマインドは大切!

プロジェクトに取り組む姿勢

プロジェクトを進めていくうちに、疲れが溜まってきたとき、うまく進まなかったときは、マイナス思考となり、本来の仕事の質・量を都合のよい解釈をして、出来ることだけをしよう!となる。
精神論というとマイナスイメージがあるかもしれないが、プロジェクトを成功させたいという気持ちがある or なしでは、行動が違ってくる。しかも、本来なら同じはずのゴールも違ってくるから、不思議である。

やるべきことがイメージできるか?

担当者は、与えられたミッションをこなすことを求められるが、リーダーと名のつく役割がある人は、プロジェクトの成功も意識しなければならない。
よく詳細な指示をもらわないと動けないという人がいる。しかし、説明しなくてもやるべきことがイメージでき、動ける人もいる。
違いは、経験値もあるが、それだけではない。年数でもない。たぶん、今までの、これからの仕事に対するスタンスである。動けない人は、仕事のスタンス=こなし仕事で、動ける人は、仕事のスタンス=理解し自分のものにしている。
プロジェクト全体は、各リーダーがミッション達成することを前提にしているからである。だから、リーダーが目的がブレて意図した成果が出ないと失敗要因になる。目的がブレるとは、最初の計画と違っていても、この工程で押さえるべき成果をだすことである。プロセスでは無い。結果である。

良い噂と悪い噂

プロジェクトが始まり、大規模投資をすることもあり、社内には様々な声があがっている。興味本位で、プロジェクトメンバーに聞く者もいれば、どこで仕入れたかわからない情報から想像をして、マイナス・否定的なことを話す者もいる。これが、根拠の無い、良い噂・悪い噂となって広がっていく。
残念ながら、マイナスの噂はゼロにはならない。現状に不満はあるが、変わることによる不安が、マイナス思考を膨らませる。
最終的には本運用で経験してもらうことで、不安は徐々になくなり、受け入れてくれるようになる。プロジェクト推進者は、本運用開始までは、地道に情報格差を埋め啓蒙活動するしかない。

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