【経営課題】活気溢れる会社にしたい

経営課題

この経営課題は重大です。おそらく、問題・失敗は他人のせいにして愚痴が多く聞かれるのではないでしょうか。愚痴は、周りのやる気を低下させ会社の雰囲気や文化を悪循環にします。これでは、目標達成出来るものも出来なくなります。問題・失敗は自分たちの行動の結果です。誰かの責任ではなく自分の責任です。このように自分は被害者意識となっていますので、意識改革をしなければ問題は解決することはできず、この経営課題を解決出来るのは経営陣だけです。

経営課題を解決する方法

この経営課題を解決するには、経営陣のリーダーシップと哲学が必須です。

原因を考える

会社状況としては、中途採用が多く経営陣が多忙と推測します。経営陣は、経験豊かで実績がある人達です。ただ、多忙で細部までマネジメントが追い付いていないのだと思われます。中途入社者が悪いわけではありませんが、新卒とは違い異文化を経験してきています。仕事の経験があるものの、新卒で入った会社の文化が染みつき世界標準と勘違いをしています。前職の文化を良い意味で取り入れることは素晴らしいことなのですが、文化の違いが保守的が多い日本人においてストレスと感じるようです。これが愚痴ネタの1つになってしまいます。リーダーシップを発揮する経営陣が多忙ですから、社員は安易に悪い方に流れているのもと想像します。理解できない人もいると思いますが、2 : 8 の理論があるように大多数は易きに流れてしまうものです。

哲学(フィロソフィ)

JALの再生に(京セラ)フィロソフィは最も貢献したと思います。コストカット等々も貢献していますが、コスト削減が当たり前であると意識が大切です。フィロソフィは、経営判断だけでなく日々の従業員全員の行動指針であり、判断の拠り所になるものです。フィロソフィがあれば、従業員の考えが前向きになるものです。困ってもフィロソフィが、仲間が助けてくれます。愚痴で足を引っ張るのではなく、助け合い結果をだす意識になります。結果がでれば嬉しいので好循環となり、生き生きとした会社になっていきます。

リーダーシップ

会社の文化を変えるには相当な苦労と覚悟が必要です。経営者が先頭に立ち、経営陣と一緒に哲学と経営者の考えを徹底的に浸透させなければなりません。朝礼や研修も有効な手段です。時間と根気が必要です。どうしても、経営者に従えない従業員はリストラすることも視野に入れなければなりません。